日本全土に分布し、道ばたや畑、野原にごく普通に見られる一年草。高さ20~50㌢の茎に長さ3~8㌢の葉が互生し、6月から晩秋まで濃いピンクの小さな花を穂状に付ける。この小さな粒状の花を赤飯に見立て、別名「アカマンマ」と呼ば […]
Archive | 今月のひと枝
毎月の会報をかざる「今月のひと枝」。
月変わりで植物を紹介する好評のコーナーを
ホームページにも掲載します!
【お知らせ】ひと枝の展示会が開催されます
毎月掲載しています原田澄さん作の「ひと枝」が、湯来南公民館からの依頼により、ロビー展を開催することとなりました。 わが倶楽部では、間伐部会や狐原での例会など湯来での活動が多く行なっており、ひと枝でも たくさんの湯来の植物 […]
【今月のひと枝】タカサゴユリ (高砂百合)<ユリ科・ユリ属>
台湾原産の帰化植物。大正時代に観賞用として日本に入ってきた。自家受粉で種子が出来、成長が早く繁殖力が旺盛なため日本各地で野生化している。立秋を過ぎた頃から秋にかけて道端や法面、荒地などで白い大型の花を咲かせる。“テッポウ […]
【今月のひと枝】ミヤマシキミ(深山蜜)<ミカン科・ミヤマシキミ属>
高さ1㍍程度の常緑の小低木。本州(福島県以南)四国、九州に自生する。葉の長さは6~13㌢、幅は2~4㌢。厚い皮質で表面に光沢がある。葉をちぎると柑橘系の良い香りがする。雌雄異株で、春にたくさんの白い小花を咲かせ、晩秋には […]
【今月のひと枝】 ウツボグサ(靫草)<シソ科・ウツボグサ属>
日当たりのよい道端や草地に生える。茎はシソ科を特徴づける四角形で、高さは20~30㌢。茎の基部から横に這う茎(走出枝:そうしゅつし=ランナー)を伸ばし増える。日本各地の他、東アジアに広く分布し、6月から盛夏にかけ紫色の唇 […]
【今月のひと枝】クサイチゴ (草苺)<バラ科・キイチゴ属>
クサイチゴ (草苺)<バラ科・キイチゴ属> 林縁やヤブなど山野で普通に見られる落葉小低木。本州~九州に自生。背丈が20~60㌢と低く草のように見えるので、この名が付いた。ヤマザクラの咲く頃、枝先に白い大きな花を上向きに咲 […]
【今月のひと枝】アカメガシワ(赤芽柏)<トウダイグサ科・アカメガシワ属>
落葉高木。本州~沖縄に自生。山野や伐採地、林縁など明るい場所に最初に生えてくるパイオニアツリー(先駆性樹木)。若葉は美しい紅色でよく目立ち、葉は長さ7~20㌢、幅5~14㌢の卵形。名の由来はカシワのように葉が大きく、新芽 […]
【今月のひと枝】ウメ(梅)<バラ科・アンズ属>
中国原産の落葉小高木。奈良時代に薬用として渡来した。花は2~3月、葉の展開前に咲き、実は6月頃に熟す。多くの栽培品種があり、花を観賞する花梅(はなうめ)、実を食用とする実梅(みうめ),紅梅、実が小さい小梅、実が大きい豊後 […]
オランダミミナグサ(蘭陀耳菜草)<ナデシコ科・ミミナグサ属>
ヨーロッパ原産の帰化植物。幕末の頃に渡来、公園や畑、道ばたなどに普通に見られる。茎の高さは15~30㌢、茎の先に切れ込みの入った5弁の白い花を密集し咲かせる。在来種の“ミミナグサ”は“オランダミミナグサ”に圧倒され、都市 […]
クロガネモチ黒鉄黐<モチノキ科・モチノキ属>
高さ4~15㍍になる常緑小高木。本州(関東以西)、四国、九州、沖縄 の山地に自生し、庭木や公園、街路樹などにも植栽される。葉身は長さ6~10㌢の楕円形、葉のふちは全縁で濃い緑色をなし光沢のある革質。春には淡紫色の小さな花 […]