今月のひと枝「トウネズミモチ(唐鼠黐)」

トウネズミモチ(唐鼠黐)<モクセイ科:イボタノキ属>

中国原産の常緑小高木。明治初期に渡来。塩害や大気汚染に非常に強く、公園樹や緑化樹として植えられている。実はヒヨドリなどの野鳥の大好物。種子を散布するので庭先や林のあちこちに生え、環境省から要注意外来生物に指定されている。葉は長さ6~12センチ、全縁で対生に付き初夏に多数の白い花を付ける。実は直径5~6ミリ、黒紫色のネズミの糞(ふん)に似ている。名前は、日本の在来種ネズミモチの仲間で、中国の唐からきていることに由来する。ネズミモチより葉が大きく、日にかざすと葉脈が透けて見える。・・・

▼生垣の下で青々とした葉をのぞかせていたこの子は?はて?名前は?「常緑」「全縁」「対生」のヒントにて検索。結果、トウネズミモチと判明。

▼度々訪れるヒヨドリの仕業か、緑の少ないこの季節には良く目立つ。横に目を移せば、花を付けたオオイヌノフグリ。寒さの厳しいこの季節に思わず、ほっこり・・。

~湯来町 2025・1~


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