今月のひと枝「ローズマリー」

ローズマリー<シソ科:マンネンロウ属>

地中海沿岸原産の常緑小低木。基部からよく枝分かれし高さは約50~120センチ。葉は対生に付き肉厚で1~3センチの棒状になる。花は開花期が長く、淡紫色、濃紫色、白色など観賞用としても人気があり、11~5月頃に咲くものが多いとされる。ヨーロッパでは古くから肉の臭みをとる料理には欠かせないハーブとして用いられているが、全草に爽やかな芳香があり、料理の他お茶、薬用、化粧品、香料として幅広く利用されている。まっすぐ伸びる立性と、地面を張って伸びる匍匐(ほふく)性、その中間の半匍匐性の3つの種類に分類される。・・・▼寒風にさらされながら、美しい緑を湛えるローズマリー。その甘く爽やかな香りは一年を通して利用され、ヨーロッパでは古くから「若さを取り戻すハーブ」「記憶力を上げるハーブ」として用いられてきた。▼新年がスタート。それぞれの課題をかかえつつも、ゆったりとハーブティーのひと時を持つゆとりは大切にしたい。さて、ローズマリーはいかが?

~湯来町 2025・1~


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