9月クラフト部会 佐渡 忠典
猛暑日が続く中、10月26日の「秋のグリーンフェア」、11月3日の「森の市」の材料作りに集中して作業をしています。これらの開催には、皆さんのご協力をお願いすることとなりますので、よろしくお願いします。また、並行して来年の干支「巳」作りにも着手、クラフト部会参加の皆さんからの試作品を募り竹の材料確保を開始しました。
また、8月例会で鹿ケ谷において、動物を作りましたが、5班中3班だけ完成していませんでしたが、例会当日参加出来なかった3班の坂田さんが、7日のクラフト活動日に来て仕上げを行い完成しました。
計5体完成しましたが、3体は松ケ原に運搬、残りの2体は、「スクゥスクゥの森」に運搬します。
なお、10月26日(土)佐伯区にある広島市植物園において、秋のグリーンフェアの初日に参加します。クラフト指導員募集中。一緒に指導を体験しながらスキルを高めてみませんか?待っています。
今月の参加は15人でした。
里山部会 里山部会アシスタント 佐藤 謙治
9月8日(日) 場所 小川フィールド里山整備作業 9:00〜14:00天候晴れ(最高気温36度)参加者7名
◆小川フィールドでの活動は、雨による部会中止や妙國寺フィールドの整備で5ヶ月ぶり。久しぶりのフィールドは、イノシシや鹿などで、棚済み材など掘り返され散乱している状況でかなり荒れていました。また、ナラ枯れの原因となるカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)による穿孔(せんこう)木が多く確認されました。
◆フィールド点検後、ヒノキ林の中に、10年ほど前に設置した製材作業治具が昨年より未作業状態で放置されており、錆等による劣化保護から解体保管。さらに、シイタケ榾木場NO2の朽ちた榾木を整理した後の、獣害防止ネット柵の片付けを行いました。
◆今後、フィールド内のナラ枯れ前予防伐採、循環利用としてシイタケ榾木場NO1の管理充実、薪材利用など、カシナガ被害防止が必要と参加者で協議しました。また、伐採後の萌芽森林再生が獣害により新芽が食害に会い再生していないことや、特に大径木にカシナガの繁殖による穿孔(せんこう)木が多い状況を確認。
◆森林整備のむずかしさ、獣害防止の困難さ、ナラ枯れ前伐採・早期薪割乾燥での殺虫など、今後の課題を盛沢山に抱えています。ともあれ、この小川フィールドに取り組んで24年!これからの植生の変化や樹種分布など里山再生に向け、管理計画と活動が必要だと感じた一日でした。
No comments yet.