見勢井顧問の案内で散策しながら登山。
広島市森林公園ではこれまで毎年6月に広島県で独自に始まった「ひろしま山の日」に森林整備のイベントを企画してもりメイト倶楽部が主幹となって開催してきました。
今年度は趣向を変えて、国民の祝日である「全国山の日」が法律で制定された2014年から10年目であることを意識して8月に内容を変えて事業を実施しました。「全国山の日」制定のきっかけは、各所で声を上げてきた人々の願いの結集ですが、最終的には日本山岳協会など山岳5団体が「山の日制定協議会」を設立し、祝日にする運動が全国に広がり実現された経緯から、内容は登山など自然に親しむ事業にすることにしました。
講師は、ただ単に登山だけでなく植物や野生動物など森の中の自然に関わるレクチャーを得意とする見勢井顧問にお願いして登山道を散策。 針葉樹林、広葉樹林帯の違い、巨岩や急斜面に張ったロープで冒険心を掻きたてる変化のある道中に皆さん疲れる様子もなく全員無事に頂上に到着。
約1時間半という短時間で登ることができ、「子どもたちに貴重な体験をさせることができて有意義だった」「高齢者だけの登山とは違って元気な子どもと一緒に登って最高だった！」等の感想が出されました。木々の蒸散作用で想定していた以上に涼しく、街中の猛暑とは別世界の山の魅力も伝えることができ、来年度も継続したいと思っています。
《理事長：山本恵由美》
2017年に第16回ひろしま山の日で「藤ヶ丸トレイル＆クリーンアップ」の行事を企画。鬱蒼としている頂上を倶楽部メンバーと一般の参加者を含む約20名が整備したことで、広島湾の島々も見渡せる素晴らしい眺望が今でも続いていることに感動でした。
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