2024年度 ≪7⽉7⽇開催≫ =第1回= もりメイトキッズ

参加:小学生14名・未就学児11名 保護者19名(14家族)
スタッフ:15名・学生ボランティア2名

梅⾬の最中で天気が⼼配されましたが、そんな⼼配を吹き⾶ばすほどの快晴。今年度最初のもりメイトキッズを開催しました。今年度のキャッチフレーズは「もりとなかまと⼿をつなごう」。⼈と森に⽣息している動植物との関りを森林整備体験を通じて探ることをテーマに4回シリーズで⾏います。

第1回は“⽵”。⽵の特性を知り、⼈々が⽇々の暮らしの中でどのように⽵と関り活⽤してきたのかをワークし、さっそく⽵林整備に取り掛かりました。

急斜⾯にある⽵林での作業は⼤変でしたが、⼦ども達はスタッフの説明をよく聞いて、怪我無く無事に体験する事ができました。重⼒が掛かり次第に伐りにくくなる⽵をどのように伐り倒すか、枝を払って伐った⽵は⾒栄えよく並べる、⽵は節のすぐ上で切ることで降った⾬⽔が溜まらず蚊の発⽣を防ぐなど、作業のポイントもわかりやすく伝えられていたようです。

竹林整備の様子
学生とキッズ
ヨイショ、伐倒した竹を運ぶキッズ

■お昼のメインはカレーライスとサラダ。森の中でみんなと⼀緒に⾷べるランチはやはり格別です。午後からは、伐り倒した⽵を利⽤してクラフトを楽しみました。⽵の輪切りを使ってカタツムリ作りに挑戦。タイミングよく本物のカタツムリがいたので、観察を交え作業を⾏いました。渦の部分は⼤、中、⼩の⽵を輪切りにし、触⾓部分はサンダーで形を整えドリルで⽳を開け、⽵の節を触⾓にしました。意外に難易度の⾼い作業だったようで⼦供たちは苦戦していたようです。

カタツムリだよ

■この度は、弟や妹など幼児の参加も多く、⼩学⽣と幼児に分かれそれぞれのプログラムに取り組みました。幼児チームは、森の中で保護者と⼀緒にビンゴゲームを楽しみました。ゲームを通してザラザラ、チクチク、スベスベ、フワフワなど⾃然の中ならではの感触を体感しました。その後は⼩学⽣が切った⽵を利⽤して、ホットケーキを作りました。⼆つに割った瑞々しい⽵の内側にバターを塗り、卵と、スタッフ北⽥夫妻⾃家製の梅⼊りジャム⼊りのタネを⼊れ、炭⽕でじっくり焼き上げました。ケーキは、おやつタイムに全員でいただきました。美味しかった〜

■まるで真夏のような暑さでしたが、森の中のせせらぎや、⽊陰で涼しく感じる参加者が多かったようです。またアンケートでは『⾃然に触れ合う機会を⼦供に経験させたい』と⾔われる⽅が多く、森での整備や、恵み、危険について学び、森で遊ぶことで⾃然に親しんでもらえるようなプログラムを⾊々考えていきたいと思っています。

みんな真剣!クラフトの説明
二つに割ったタケにバターを塗りました。
お父さんと一緒に竹を切りました。

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