4月地域貢献例会報告 尾長天満宮鎮守の杜を守る「周辺の景観を保つために雑木伐採、参道補修整」

参加:総勢 44名《会員32名・子ども会4名・地元の方々8名》
― 4月21日(日)― 1班 吉村 隆文

作業の前に子ども達も一緒にパチリ!今日もがんばろう

桜の季節が過ぎて新緑の息吹が山を覆い鮮やかな緑色に。例会当日の朝は雨が残り心配したが、見勢井顧問より「やるぞと!」との連絡にスイッチオン。朝のミーティングで、山本理事長は、3月に行われた安全研修の話も盛り込み、今まで以上に安全に留意した活動を行うことが重要と挨拶。その後、作業前の入念な打ち合わせを行い、5グループに分かれてスタートした。

渡邊宮司による安全祈願

Aグループは本殿右側エリアを担当、冨田リーダーの的確な指示の下、効率よく作業が行われていた。今回初めて、安全監視員を務める関東さんにも心構えを、チェーンソーの経験が浅い広瀬さんには伐木技術をそれぞれ指導、作業全体も時間に余裕
をもって完了した。

Bグループは参道の木段補修。恵木さんから「補修の材料が用意されていると思った」と笑い話も出るなかで、役割り分担を決め、杭や枕木を現地調達し作業が進められた。途中、ロープ掛けに苦戦する場面もあったが、午後からはCグループの応援も入り予定通り完了した。

Cグループは参道南側の斜面整備。危険な場所には早々にロープを張って安全確保を行っていた。背の高い笹の処理が大変そうだったが、午前中には完了しており、午後は木段補修の応援に向かった。

Dグループは北側の竹藪整備。北田班長の準備がよく、竹の裂け防止用の短いロープを2本用意して、使用方法を事前に伝授。傾いたり、折れたりした古竹を鎌田さんが1本1本丁寧に声掛けし伐倒。枝払いや玉切りは下段に落として行ったため、こちらも安全作業が伺えた。1度スズメバチが出て心配したが、その後は大丈夫だったとの事。

Eグループは子ども会と新規会員への指導。高い位置で活動していたため、理事長と澄さんの声が遠くまでよく聞こえました(笑)。少人数であったため、行き届いた指導を受けており、子供たちはとても満足、新会員の青木さん、木原さんの2名も充実した活動になった模様。

昼食は、お待ちかねのカレーライス。空模様の怪しさもあり、作業を前倒しで開始して14時には終了した。いろいろと時間変更があった中で、各グループともヒヤリハットなしで無事に作業終了。

本日整備を行った場所は、どこも多くの光が入ってくる森になり、訪れた人が気持ちよくお参りできる事と思う。皆さまお疲れさま、ありがとうございました。

毎年整備をしていますが、一年経つと雑木雑草が生い茂り道幅がかなり狭くなっています。また階段を作っている丸太も土砂に埋もれていたり、雨水に流された箇所がいくつかあり、補修作業が必要な場所が見受けられました。丸太が動かないように掛け矢で杭を打ち込むのはかなりの力を要しましたが達成感ある作業でした。(和田)


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