■ 開催日:3月24日(日)
■ 場所:緑化センター研修室
■ 参加:27名
当日のスケジュール
午前の部 9時スタート
- 研修会の意義について:山本理事長
- 林業に於ける労働災害について:土谷
- 全体で事故事例を検証:見勢井
- 5班に分かれてワークショップ開始
- ファシリテーターを担うのは各班長!
- 先ずはアイスブレイク(自己紹介ゲーム・身近に起きたヒヤリハットは?何でもOK)
- 各班長が予め準備しておいた実際のヒヤリハット、事故事例をもとに検証。
- 発表
午後の部 13時スタート
- DVDによる学習
- 伐木造木作業の基本
チェーンソーの安全な操作他
- 伐木造木作業の基本
- 安全ガイドマニュアルの説明(もりメイト倶楽部作成協力)
- 倶楽部チェーンソー使用の注意:鎌田
- アンケート記入
《1》【ヒヤリハット事例からの対応策】
倶楽部の活動はボランティアとは言え、楽しさより安全重視を徹底すべき!
- 朝礼時に、当日の会場で起きたヒヤリハット事例を伝え、安全策を共有する。
- 作業場に着いてから班のみんなで危険予知を共有する(癖づけ、見極め訓練)。
- 一人で作業をしない。
- 伐倒時に呼子の使用の徹底(落ち着いて!伐り過ぎに注意!)。
- 周囲に人がいるかどうか目視でしっかりと確認する。
- 竹は滑りやすいので特に折れ曲がりの伐倒はロープを使用。
- 作業中のオンオフを明確に、休憩時間内での作業禁止の徹底。
- 枝打ち等、転落防止としてセーフティーエリアから登る。ロープ、安全帯の設定。重量物は谷側に持たない。
- 木の重心を見極める力を養う。
- 技術の差をカバーできるよう、例会、部会で教育する。
- 監視員はKYを見極める力を持った人を選任する(人財養成が急務)。
- 指摘された当人は素直に聞く。
- 万一の事発生時への対策としては、携帯の電波、病院、AEDや救急措置の人財の有無などの確認
【みなさんの声を抜粋して紹介】
当日のアンケートから
《2》【今回学んだこと】
- 安全に対するリスクや知識。ヒヤリハット事例。
- 林業関連の事故がNo.1とのことを知り驚いた。楽しむだけでは済まされない。自身の事故、仲間への事故でも人生終わってしまうことを自覚し、注意したい。
- 伐木作業時における危険と安全作業方法。
- ヒヤリハットに対する考え方をいろいろ聞けた。
- 少しの油断から大きな事故につながっているようなので、小さなことも疎かにせず、心を行き届かせて、作業、活動をしていくことが大切。
- グループで事故事例について話し合うことで、細部まで原因や是正、さらに予防まで良い意見が出た。定期的に安全ミーティングは開催してもいいと思う。事故を起こさせないために「共通認識」が重要
- 森林整備作業の中で発生しうるリスク全般と具体的な対策。ボランティアといいながら命の危険と隣り合わせていることを改めて認識した。
- 事前の準備と当日のメンバー間の情報共有。
単独行動にならにように、違う作業を行う際もリーダーや監視員に「ホウ・レン・ソウ」する。 - 事故は慣れからくる。気のゆるみが大きいと感じた。
- ボランティアの在り方、姿勢も学んでいく機会があるといいな、と思った。
《3》【私の安全活動宣言】
- 安全第一で倶楽部員を守る。注意しあえる関係性。
- 目配り、気配り、思いやり活動を行う。
- 加齢による体力低下を自覚し、危険な作業は避ける。
- 危険なことに気付き、慣れ故に確認事項を省略せず周囲に気を配れるようになる。
- 初心を忘れず、心に緊張感を持つ。
- 安全第一、基本の徹底。ルールを守る。
- 道具ひとつ、作業ひとつ、そこには自分だけでなく一緒に作業している人の命に関わるという気持ちを常に持って取り組みます。
- 遠慮が後悔にならないように不安を感じたら声を出して確認。山で起こり得る危険に対して想像力を膨らませる。
- 作業担当者全員と作業内容、方法等の情報を共有
《4》【これから受けたい研修】
- 定期的なヒヤリハットのケーススタディと報告会
- 安全に関する新情報
- 定期的な安全講習
- チェーンソー目立ての実践講座
- 植物について
- 救命講習
- 森林環境教育に関して研修講演
- 刈り払い機、ナタ、手ノコの正しい使い方。ロープワーク
- 広葉樹の伐木のポイント
- 森の整備の必要性。里山、森林整備の今後、将来
- 今回の研修は定例化するといい
- 話し方(受け入れられるような話し方、接し方)
No comments yet.