右:作業場を目指して登りました。はぁはぁ・・・。
(4班 冨田 実)
前日の雨が朝方まで続き心配しましたが、当日は曇りに変り寒くもなく作業に適した天候になりました‼参加者は 総勢57 名。うち倶楽部員の女性参加率43%(前回24%)と、とても力強く感じました。
ふれあい樹林での「竹林整備」は、10 数年前から竹の伐採体験や研修を兼ね、当倶楽部の各班が輪番制で引き継いできた場所です。その都度、竹が密集したエリアを選定し「決めた基準4㎡当たり2本」に伐採処理することで整備を終えていました。この様な取り組みを繰り返したため、あちらこちらに棚積み跡が残り、竹林の景観を損ねる結果となっておりました。
3 年前の伐採作業時に枯損竹が滑落し危ういヒヤリが発生。その経験から「作業エリアを等高線上」に割振り、
- 上下作業を避ける。
- 等高線上に4m幅の作業道(全伐)の空間を作る。
- 空いた作業道に向け引き倒す作業方法を取る。
- 空いた作業道に向け引き倒す作業方法を取る。
- 道の完成後はエリア内を基準通間伐し全体を整える。
- 棚積みも等高線に沿って帯状に繋げ(害獣の防壁)整える。
などとし「安全な作業・景観を整える」を目標に取組み始めました。今回が2回目ですが多くの方に参加いただいたお陰で、景観を損ねていた倒木や立枯れ、棚積跡の整備も進み全体では60%~70%あまり改善したように感じました。次回は目指す竹林により近づけるのではないかと思います。半面、立派な「竹の子」が生え、太さ30センチあまりある竹が多く見られるようになりました。竹林としては良い事ではありますが、竹が太いため間伐する手間・労力は半端ないよ!! 喜んでよいのか? 悲しいことか?との参加者の声も・・。しかし、日もよく差し込み「竹の子」の生産にとても良い環境となり、竹林としても真直ぐな竹が目立つ美しい竹林へ変わりつつあります。
参加された皆さんからも「良い汗を流した」「楽しかった」との声も聞かれ、事故やケガ無く例会を終える事が出来ました。皆様に感謝、感謝です。次回もお力をお貸し下さい、よろしくお願いいたします。
<心のつぶやき・・>
関係者了解の上での事ですが、有料でも「竹の子狩り体験」など地域の方々等に計画的に利用して頂くと、持続的な環境整備につながるのでは「もったいないナ・・」 と、フッと思いました。
参加:総勢 57名《会員30名・マツダロジスティックス㈱・地元の方々27名》
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