作った樹木の板版を持って記念撮影の子供たち
板版をもった子供と保護者、スタッフと記念撮影
梅雨が明けてもすっきりしない日々が続きましたが、当日は天気に恵まれ今年度最初の「もりメイトキッズ」を開催することができました。今年度のテーマは「 “自然と友だち”~楽しもう・ふれあおう・守ろう~」と題して今一度、自然との関わり方を参加者と模索し、楽しみながら人と自然に触れ合うことを目的としてプログラムを作成しました。
オリエンテーションの様子
危ない虫のサンプルをみて驚いたり興味深々のキッズ
第1回目は、松が原のキッズフィールドの植物を観察し、印象に残った樹木の名札を子供たちに作ってもらいました。子供たちが作った名札は、コバノミツバツツジ・エゴノキ・ウリカエデ・シキミ・アセビ・スノキなど。上級生はメモを取りながら観察し、クラフト部会に製作して頂いた間伐材の板材に、樹木の名前と特徴を書き入れました。
観察会の様子。木や葉を見て触り、子供も大人もメモを取りながら観察しています
「(葉が)酸っぱいから“スノキ”」「エゴノキの実はセッケンになります」「ウリカエデは、モミジの葉に似てる」など、樹木の特徴を上手く捉えた名札が仕上がりました。また、このフィールドのメインといっても過言ではないコバノミツバツツジの名札を作ったキッズが2名いたのも印象的でした。
クラフト部会が広島県の間伐材で製作した木の板です
木の名札を作成中の子供たち
作成した木の名札を発表。特徴とらえて良くできてました
作成した木の名札の取り付け。大事に手入れして育てていきたいですね
午後はこれらの樹木のあるフィールドに日光が届くように除伐し整備を行いました。初めて参加したキッズは「ノコの刃全体を使ってゆっくり引く」と、ノコの使い方のコツをスタッフより教わり真剣そのもの。リピーターのキッズも倒したい方向に倒せず苦戦し、なかなか思うように倒せない木に対して、自然の強さを感じたとのことでした。
森林整備の様子。ノコの扱い方が重要です
参加された保護者の方々は、森林に対して非常に高い関心を示され、私たちの活動に対して興味を持ってくださり「子供たちに自然との関わり方を学んでほしい」と思っていることが、アンケートから伝わってきました。その様な思いに今後も応えられるように、魅力あるもりメイトキッズにしていきたいと思っています。
魅力あるキッズフィールドに遊びにきませんか
環境研究部会 部会長 佐々木 綾子
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