ハチのサンプルを見入る家族
開催日:2019年9月29日(日曜日) 参加人数:35名 スタッフ17名 大学生ボランティア7名
前回は豪雨予報の警報が出たため、残念ながら中止となりましたので、今回は今年度2回目のもりメイトキッズ開催となりました。
プログラム内容は、午前中は低学年と高学年以上が森林整備を行い、3、4年生の中学年グループは料理を担当し、午後からは全員がフォトスタンドの木工クラフトを行ないました。
森林整備は、Bフィールド奥のまだ手付かずの場所を中心に行いました。鬱蒼としていた森には光が差し込み、ずいぶん明るくなりました。
お昼のメニューは、カレーライスとサラダ。子ども達は野菜を切ったり、炒めたりの作業を行ない奮闘しました。タマネギで涙を流す子どもや、野菜を炒める時に煙が顔にかかり、煙たがりながらもみんなのために一生懸命に手を動かしていました。
でも、毎回参加してくれる子ども達の手付きは十分な成長を成し遂げており、包丁を使う子どもや、森林整備のノコを扱う子ども達を見た大学生達は一様に「私達より子ども達の方が上手」と感想を述べてました。
木工クラフトでは、木の枝を枠にしたフォトスタンドに、テントウムシ、カブトムシ、チョウチョの中からひとつを選んでモチーフにして飾り付けました。タケの枝を利用した虫の足や、触角を付けるための細かな穴あけ作業、チョウチョの羽作りなどに手間がかかり、また、フォトスタンドの枠づくりに苦戦したりと、最後まで仕上げることが出来なかった参加者も多かったのですが、みんな挫けることなく最後まで作業を続けました。その姿を見て「創作意欲が勝ったのかな」とひそかに思いました。
(環境研究部会 部会長 佐々木綾子)
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