・活 動 日:12月1日、11日
・参加人員:延べ17名
12月度の出前間伐は、8月から実施してきた間伐作業の総仕上げの活動となった。選抜メンバーで構成する間伐隊が担当する“里山エリア”は、広島近郊のワラビが生える里山の原風景を再現する狙いである。うっそうとした森の雑木・孟宗竹を伐倒し笹の刈払いを行なって来た。
作業は、12月1日を以って完了。結果、日の光が射し込む明るい開けた草原が森の中に出現した。後日、森林整備の依頼元である“フロムフォレスト”殿の完成検査を受けパスしている。来春にはワラビが生える里山を再現できると期待している。
一方、倶楽部会員誰もがフリーに参加できる例会間伐(12月11日(日)実施)では、当日の参加者11名で担当する間伐エリア (面積:0.73ha)の総仕上げを行った。30%の割合で立木を切り倒すという間伐の目標を達成するため、フィールド全域を再度確認しながら追加の間伐を行った。最後は、今回の森林整備エリアと周辺の森の境界に張り巡らしたビニール紐を全て回収して作業を終えた。常に環境保護を最優先に考えている間伐メンバーならではの配慮である。当日は、午前中で現地作業を終え、午後からは、“チェーンソー技術ランク3の講習“を今年度受講した本廣さんの指導で、チェーンソーの分解整備・目立てを全員で行った。
最後に今年一年の労を互いにねぎらう声掛けをしつつ、来年もすばらしい年になるよう思いを馳せながら現地を後にした。
里山エリア内のワラビの生える草原
報告:部会長 河野 裕人
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