・開催日:2016年8月28日(日曜日)
・参加者:約33名
8月の例会は北広島町南方柴ケ平にある「ゆとりの森」で行いました。森の中を2つの川が流れ、池や湖まであるという素晴らしい環境で、ビオトープとはこんな場所のことを言うのかな、と思いました。さらに、これを土地の所有者である沖野邦夫さんが一人でコツコツ造成されたのだと伺って二度ビックリしてしまいました。沖野さん曰く「この森も戦後はすっかり荒れていましたが、知人とバーベキューをしながら、ここは水があるので、手を入れたらもっとみんなが癒される場所になるのでは?と思い、昭和58年より整備を始めた」とのことでした。
「ゆとりの森」の様子
さて今回の研修ですが、はじめにすでに整備してあるエリアを見学しました。「癒しの森」という意向を作業の請負い先に伝えていたのですが、湧き水の場所に木が倒してあったり、切った木の置き方が雑だったりと、無残な光景が広がってました。そのことを踏まえ「里山を整備する」ということを念頭におき、3班に分かれて作業を行ないました。夏椿や小楢を残し自然な森にする、伐倒した木々の長さを揃え、決められた場所に揃えて置くといった景観と機能性を兼ね備えた整備を行ないました。そんな活動をご覧になった沖野さんが喜んで下さったのをみると、所有者の意向に添う作業の大切さを、つくづく思うこととなりました。
以前行なった作業の様子を見学。一同思うものがありました
整備することを念頭に作業を行ないました
どのように整備したのか各班ごとに発表、品評会を行ないました
昼食はピザ窯、かまど等をお借りしてピザ、おにぎり、焼きそばを作って楽しくいただきました。午後は午前の作業の状況や安全な作業のやり方の確認を行い、充実した研修を修了しました。
素敵な施設をお借りして、美味しい昼食を作ることが出来ました
報告:1班 中司 憲明
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