開会のあいさつの様子
6月5日(日)、昨夜から降り続く雨の中、「午前9時には雨は止む!予定どおり実施!」との見勢井理事長の強い決意を感じながら「いちばん近い森の国」と市民に親しまれる「広島市森林公園」に向かいました。
「山の日」の開会式にて「もりメイト倶楽部Hiroshima」の見勢井理事長が開会宣言を行ったのち、「情報労連ひろしま協議会・NTT労組広島県グループ連絡会」の皆さんと「春の女神ギフチョウが飛来する森づくり」のイベントが開催されました。
参加者は総勢約200名。倶楽部のメンバーである森林公園担当者のほかに指導員は10名夫々が20数名を担当。こんちゅう館専門員の坂本さんによるギフチョウの生態と希少性についての熱意の籠った説明を聞き俄然皆さんのやる気に火が付いたようでした。安全注意事項の伝達の後、班ごとに整然と現地会場へと向かいました。
予め10班に割り当てられた場所に到着すると、ギフチョウにとって卵を産み付け幼虫の食草となる大切な「サンヨウアオイ」を踏みつけないように、そして成虫が吸密する「コバノミツバツツジ」を切らないように注意しながら、参加者は家族で協力して、次々と伐採整理していきました。
実質、約1時間半程度の活動でしたが、やがて森の中はうす暗い森から木漏れ日が射す明るい森へと変わりました。
さて活動が終了して引き上げる途中で、一人の男の子が食べられる木の葉(タムシバ~口の中で噛むとほんのり甘酸っぱい味がする。)を、もう一度噛んでみたいと言ってきたので案内すると「母さんにも持って帰って味合わせてみたい」との言い、嬉しい気持ちになりました。
閉会式では、主催者側から今後もこうした森林ボランティアを継続したいとの嬉しい要望がありました。このイベントに参加してくれた子供たち、そしてこの活動にご理解を頂いた主催者、参加者の皆様本当にお疲れさまでした。余計な事でカットされそうですが、あの日のビールの味は格別に美味しかったです。
(報告 秋武 明 5班)
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