今年も太田川流域学校間交流事業として、小学校2校を受け入れました。太田川の恩恵を受けることにより、私たちの生活にどのような影響を与えるのか、実践を通して教え学ぶことを目的としています。今年は、例年通りの森林整備体験に加え、新たな取り組みとして市街地の河川で行う事業の提案をしました。
「創水の森」の啓発の一環として、都会で暮らす小学生に、街中から「命を生かす水」や森について学習をしてもらうという企画。川での活動の専門部隊「京橋川かいわいあしがるクラブ」との共催で行いました。
9月4日、駅に近い河川で、干潟に住む数種類のカニなどの観察と解説を広島干潟観生物研究会が行い、カヌー乗船体験や自生する葦をつかったストラップづくりなど、参加した東広島西志和小学校50名(3・4年生)は初体験のことに興奮しつつも、川を楽しみながら上流の森について考える良い機会となりました。
そして9月15日、向原町に於いての森林保全体験を、地元の向原小学校が参加。毎年後輩たちを歓待したいと、美味しい昼食を振る舞っていただく「保垣照山会」の皆さんには、今年もお世話になりました。それぞれの事業では専門性を持つ地域団体との協力を得て、実現することができました。心より御礼申し上げます
向原小学生に指導するもりメイト倶楽部員たち
(報告:副理事長 山本 恵由美)
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