日本全土に分布し、道ばたや畑、野原にごく普通に見られる一年草。高さ20~50㌢の茎に長さ3~8㌢の葉が互生し、6月から晩秋まで濃いピンクの小さな花を穂状に付ける。この小さな粒状の花を赤飯に見立て、別名「アカマンマ」と呼ばれ、子どものままごと遊びによく使われる。和名の“イヌタデ”は、葉に辛味があり蓼酢にもなる“ヤナギタデ”に対し、辛味がなくて役に立たないという意味から。・・▼木々の葉にやつれが見え、空は高く、澄み切った空気はまさに秋の訪れ。散策する野原や山々には、「今年も咲いてくれてありがとう」と、つい声をかけたくなる秋の草花たち。▼9月の初めから開催された湯来南公民館での「ひと枝 原画展」遠くから、近くからたくさんの方々が訪れて下さった。地元Nさんの言葉「見落としそうな何げない木や花を、まるで宝物のように大切に描いている。ながめていると やさしい気持ちになれる・・。」自然界のすばらしさ、恵みに感謝!―2015・10・3 佐伯区湯来町にて―
原田 澄
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