開催日:2015年3月22日(日)
場 所:広島市佐伯区湯来町大谷大峯の私有林
参加人数:17名
3月度の出前間伐は、先月とはうって変わって温かい春めいた中での作業となった。冬の間、暖をとる為に使用していた薪コンロも、もはや不要となった。あちこちでフキノトウが芽吹き、確実に早春から春本番に向けて季節は進んでいることを実感した。
昨年から進めてきたここ湯来町大谷大峯の私有林での間伐作業も、当日が最終日となった。間伐はほぼ完了している状態ではあるが、1日で確実に作業を終える必要がある。間伐開始前に選木をしっかり行い、マイペースで安全に間伐を進めながら、しかもやり残しのない様にすることを全員で確認し間伐作業を開始した。
当地はヒノキ林であることより、これ迄の作業でも、ほとんどが掛り木となっている。牽引具(チルホール)やロープを有効に使い、安全で効率的な伐倒を行なった結果「受け口・追い口の精度がやや落ちても伐倒方向が安定し安心・安定感がある」との感想が。軽量でコンパクトな牽引具の有効性が実証され、27年度の間伐部会の費用で、不足している牽引具を2セット買い足すことを参加者で合意した。
一番上の写真は、間伐を完了した森です。薄暗かった森にも春の日が差し込み、明るくなりました。参加者で間伐作業の出来栄えを確認し、達成感に浸りました。この達成感が出前間伐の醍醐味であり、次回も参加したくなるモチベーションとなっています。これ迄当地の間伐に参加頂いた方々にお礼を申し上げます。来年度も引き続き間伐部会を宜しくお願いします。
(報告:2班 河野裕人)
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