用意するもの。
1. ドラム缶
ガソリンスタンドでも手に入れることが出来るが、オイル・燃料が入つた缶はカットする時、気を付けないと爆発の危険が伴う。ドラム缶再生工場では、蓋が外れるタイプの缶を持っているので、きれいな缶が入手できる。 中古品 1500~ 2000.
2. ステンレス煙突
A)10センチ× 100センチ 1本 ドラム缶から直接縦に煙を取るパイプ。単価1000.
B)12センチ L型継手 1本 A)から出た煙から木酢を採取する。 1200.
C)12センチ× 100センチ 4本以上 B)から出た煙を冷去口して木酢にする。 1200.
木酢煙突を支える為に単管を組む。単管2メートル× 12本 クランプ(繋)も必要。
3. 耐火煉瓦(230・113・60)
ドラム缶窯の前面を耐火煉瓦で塞ぐ。最低40枚 単価 210。位
4. 上留めブロック
窯の温度を保つためにドラム缶の周囲を上で囲う必要がある。ブロックで周囲を囲う。
最低3段(60センチ)3方 27枚必要 (中古でもOK) 単価 110.位
周りに入れる土は、真砂土が良い。(熱で固まらない)
ブロックを固定するためにカットした鉄筋を打ち込むとよい。
炭を焼くときに、窯の底に鉄筋を入れると台としての役割もさす。(25センチ×6)
5. 窯の前側に4枚・下に水平を取るためにブロック3枚を敷く。(中古でもOK)
6.炭焼き窯屋根
窯を乾燥させておくために屋根は絶対必要。どんな屋根にするかはあなた次第。簡単な方法は、単管を組んで垂木を載せてポリカの板を張る。
7. ドラム缶カット
デスクグラインダーでドラム缶をカットする。炭のカットにも使う。カット用デスク3~ 5枚 単価300。~
8. 窯前面の煉瓦と隙間を赤土で固める。ドラム缶に付いている金属のねじ蓋は熱で簡単に溶けるので粘土などで塞ぐ必要がある。
9. 着火のため小型扇風機を使つています。電源がない場合発電機の用意か、自動車が近くに入れば自動車エンジンからコンバーターで交流を取りだすことが出来ます。それもない場合はうちわを1時間振る覚悟が必要です。
*工数は窯のカットとプロック積みで1日仕事です。屋根組みは大きさ次第。
*窯を作るよりも炭焼きの工程を1から最後まで体験することが必要です。意外と大変です。ドラム缶でも原材料は80キロ(竹炭)くらい必用です。竹炭の用途は色々ありますが、本炭の場合はバーベキュー用にしか用途がありません。
*本格窯は材料の手配だけでも(1トン~)素人ではできません。火入れから火止め迄早くても4~5日かかります。よほど暇な人がいないとできません。
*窯の設置場所によっては、近所のクレームで継続できなくなる恐れがあります。
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