ヨーロッパ原産の帰化植物。幕末の頃に渡来、公園や畑、道ばたなどに普通に見られる。茎の高さは15~30㌢、茎の先に切れ込みの入った5弁の白い花を密集し咲かせる。在来種の“ミミナグサ”は“オランダミミナグサ”に圧倒され、都市近郊ではめったにみられない。“オランダミミナグサ”は腺毛が多く触れると粘り気があり、花柄が短い。名の由来は対生する小さな葉の形がネズミの耳に似ており欧州原産であることから。・・・
▼ロゼットから茎が立ち上がり、蕾をふくらませ、すっくと伸びたオランダミミナグサ。1月例会 会場、幟町会館すぐ隣の公園で日を受けていた。目にも留まらぬほど、どこにでも見られる雑草だが良く見ると、とても愛らしい。
▼例会座学のテーマは「もりメイト魅力再発見」。やってみたい事を伝え合い探り、引き出す。案外足もとに原石が埋もれているかも。それを磨くのは、もちろん我われ。
―2015・1・25 中区八丁堀にて― 原田 澄
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