【実施日】2014年10月19日(日曜日) はれ
【参加者】会員 10名 専門学校生 3名 計13名
ここ広島市安佐北区安佐町宮野での間伐作業は、先月に続き2回目の活動です。 今回は林業に関するコースを専攻する専門学校生3名が特別参加して、総勢13名の参加となりました。前回はフィールドの整備を重点的に行った関係もあり、本格的な間伐作業は今回からとなりました。
最初に、作業前のミーティングを実施。新規導入した安全管理体制 “小規模集中管理システム” のおさらい、フィールド内の危険個所の確認後、危険予知(KY)を実施。安全最優先のスタンスを打ち出しています。
そしていよいよ間伐作業の開始。当地が急斜面で、且つスギ・ヒノキの混交林ということもあり、特にヒノキの伐採では掛り木が続出。 急勾配の中での掛り木処理は、さしものベテランメンバーを以ってしても、困難を極めました。この様な事態は予め予測された為、従来ならチルホールで掛り木を引き倒すのですが、重いチルホールを現場まで運びあげる事は現実的ではないので、ベテランメンバーから提案のあった軽量コンパクトな“牽引具”を使用してみました。 “牽引具”は、チルホールで使用する鋼製のワイヤーロープではなく、軽量で扱いやすいロープを使用するので、総重量で 5kg 程度。しかも許容荷重は約 680kg で、掛り木処理には十分な牽引能力です。今回、この“牽引具”を試してみた結果、その有効性を証明することができました。
購入費用を確保し間伐部会で必要数を確保したいと思います。
急傾斜地での安全な掛り木処理には欠かせない物となりそうです。
(報告:2班 河野裕人)
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