ここ広島市安佐北区安佐町宮野での間伐作業は、先月に続き2回目の活動です。前回はフィールドの整備を重点的に行った関係もあり、本格的な間伐作業は今回からです。 当倶楽部がNPO法人化へ移行したことを機に、設定した新しい安全管理体制“小規模集中管理システム“を間伐作業で初めて実践する場となりました。特に今回は、少人数班構成による安全管理の徹底、上級者による伐倒技術の伝承とスキル維持に重点をおいた間伐作業とし、伐倒の量よりも質に力点を置きました。 今回は、林業コースを専攻する専門学校生3名が特別参加してくれました。日頃の座学の成果を試す絶好の機会と捉え、積極的に間伐作業に参加しました。(白いヘルメットなので、すぐわかります。)伐倒作業における受け口・追い口をいれるチェーンソー作業では、常連メンバー注目の下で手順を確認しながら慎重に進めました。ヒノキの伐倒では、掛り木が頻発。急斜面での掛り木処理は四苦八苦となるハプニングも発生しました。
(写真① 伐倒の基本を確認しながら)
伐倒に続いて、玉切りも行います。必ず一人が斜面上方から作業を行うという基本を守って!この作業もメンバー注目の下でのチェーンソー作業となり、作業者(白いヘルメットの専門学校生)も少し緊張気味です。
(写真② 玉切りは安全を確認しながら慎重に )
伐倒作業は、量より質と言いながら、終わってみれば間伐作業は予想以上にはかどりました。ゆっくりではありますが、間伐は着実に進んでいます。
(写真③ 薄暗かった森が明るくなりました)
(報告:河野 裕人)
No comments yet.