<クワ科・クワ属>
落葉小高木。樹の標準の高さは5㍍ 径8㌢。
北海道から沖縄に至るまでの丘陵や低い山地に多く生える。
葉先は長く伸び互生に付き、長さは6~15㌢で粗い鋸歯がある。
葉の形は丸いもの、切れ込みの浅いもの、深い切り込みのあるものなど変異が多い。
花は春、果実は6~7月に赤色から黒紫色に熟し、
表面にヒゲのように花柱(かちゅう)が残るのが特徴で大変美味。
中国原産の“マグワ(真桑)”同様、養蚕のカイコの飼料として栽培され利用されていた。
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▼間伐作業場の道端でたわわに実っていた“ヤマグワ”、
「子どもの頃よく食べたよな」と懐かしそうにほおばる面々。
この度、世界遺産に登録された「富岡製糸場」の近隣にもたくさんの桑畑が広がっていた事だろう。
▼今回の間伐部会、安全に作業する為のスキルアップを図る事を目的と捉え終始それに徹した。
例会しかり、里山部会しかり、マイチェンソーが増えている今、今後の大きな課題!
▼景色を映し出していた早苗田も美しい緑の絨毯にかわり、
ネムノキも花を付けはじめ、夏へと季節は移ろう。
暑さに負けず元気に過ごせますように。
―2014・6・15 湯来町間伐部会にて―
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