3月 1日 もりメイトキッズ 開催
2008年度 第3回目の開催です。
■ 前回のふりかえりと今日のスケジュール説明。昭和の時代に植えたスギ、ヒノキの
価格が外国産の木材におされ収入にならないため放置されたままとなっており、雨や雪
で簡単に倒れ、山の保水力も減少しています。だから、少しの雨でも一気に川に流れこ
み、洪水被害やがけ崩れが多発しています。そういう山では間伐や手入れにより木が大きく根を
はり成長する事により災害を防ぐ事ができます。その作業の一部を体験します。
■ 放置された森林と整備された森林の違い、山での危険なこと、『のこ』の使い方など
の基本的なことを学び、全員が『ヘルメット』と『のこ』を身に付け、作業場所へ出発。
■ 林の中に入り、これから伐採する木の選定です。
曲がった木、生長の遅い木、枯れた松など、切る木と残す木の選別を行ない、テープを付けて
大まかな作業範囲を決めます。後は、班毎に分かれてもりメイト倶楽部のメンバーの指導のもと
木を倒して行きます。木の直径が10cmを超えているとのこで挽くのも大変です。それでも
一人で1本倒すと、達成感があります。
※ 今回の昼食は東田お母さんと近所の方3名の応援で大鍋に豚汁、大きなはがまで炊いた御飯
を大きなおにぎりにいただきました。漬物とせっとで、ブルーシートの上でみんなで食事。
おなじ釜のメシを食った仲間です。ハイ!
■ 今回は花炭を作ります。近くで集めた草花や木ノ実、松ぼっくりなどを空き缶に入れ、蓋をして
炭火にかけます。おおよそ20分程度で簡単に花炭になります。欲張って一杯詰めると取り出すとき
形がくずれてしいます。空き缶は予めガス抜きの穴を空けておき、火にかけると始めは蒸気、そして
白い煙がモクモク出て来ます。火が入ると煙が青み掛かってきます。煙が出なくなった頃火から引き上げます。
■ 煙の出なくなった缶を引き上げ、十分に冷まして蓋を開けます。
もし、炭になっていない部分があれば蓋をしてもう一度火にかけます。
花炭を丁寧に取り出し、準備したビンに入れます。ビンにはかわいいイラストを書いてもよし。
以外に簡単にできるものです。
■ みんなの花炭が出来上がったあと、東田お母さんによる読み聞かせです。森の動物と自然の
いとなみについて話をしてもらいました。大人も話に聞き入っていました。
■ 今日の勉強になったこと、おもしろかったことなど感想を述べてもらい一日のまとめをしました。
最後に、全員でパチリ。
一人、カメラマンが写っていません。誰でしょう?