平成20年度 第3回 どんぐり塾
■ 9月 20日(土)台風により延期が心配されましたが、
無事通り過ぎ、晴天の一日となりました。
今回のテーマは炭焼きから学ぶ森の使い方
『かざり炭(花炭)を作ってみよう!!』
ということで簡易炭焼き器が用意されました。
まずは開塾式。久保田塾長の開催の挨拶から始まりました。
■今日のスケジュールと「どんぐり塾」でのルールの確認
司会は吉本さん
<スケジュール>
・炭焼と人と森の関係
・簡易炭焼き器による炭焼の説明
・炭の材料集め
・炭焼き−昼食
・花炭をいれるかご作り
・分かち合い
<塾での3つの約束確認>
1.人の話しをよく聞く
2.絶対死なない
3.今日を楽しむ
みんなで確認しあいました。
■どんぐり塾で、「かぶり物の名物男」吉田さん扮する
炭焼き窯男『炭俵権蔵』さんから炭焼きと人、森の関わり
について質問形式で説明をして頂きました。
本人曰く、煙突から煙を出したかった。!?
■公園の中で炭の材料になる草花を集め選別します。
まつぼっくり、杉の実、ヒノキの実、ドングリなど
時間がかかりそうなものと、木の葉を分けて半缶に
いれ、フタが外れないように針金で縛ります。
■コンロに半缶をかけて炭になるまで待ちます。
葉など薄いものであれば約20分程度、
まつぼっくりなど、硬いものでは40分程度で
しっかりと炭になっていました。
その時間に昼食です。
今日も、大鍋の豚汁は美味しく、何杯もお代わり
していました。
■午後からは、横田さんによるどんぐりの種類について
お話しがありました。
全国各地のいろんなどんぐりをパネルと実物を袋にいれて
展示してもらい、こんなに種類があるのかと驚きです。
■今回のクラフトは炭をいれるカゴづくりです。
見勢井さんからシュロの葉での作り方の手ほどきを
教わり、各自で作成です。
■最初の取っ掛かりが難しく思考錯誤。
隣の人の編み方を横目で見ながら、
みんな思い思いのカゴが出来上がっています。
■冷めた半缶のふたを開けると真っ黒に
焼けた炭が出て来ました。
思った以上に成功です。
詰め過ぎたものはくっ付いてしまい、離そうと
すると折れてしまいます。
そのまま、そおーっと取り出し、山分けです。
■最後にみんなの作品を見せ合いながら
今日の学んだことを復習し、後片付けを
したあと解散しました。
次回は11月の中旬予定です。
その他の写真
備長炭の炭俵権蔵さん | うぁー、煙たい | マムシを捕まえた。 |